2009年12月 5日

レッドクリフ

レッドクリフ Part I スタンダード・エディション [DVD]

2008年 : アメリカ/中国/台湾/韓国

監督・製作・製作総指揮・脚本  ジョン・ウー
出演  トニー・レオン 金城武  チャン・フォンイー  チャン・チェン ヴィッキー・チャオ フー・ジュン
    中村獅童 リン・チーリン

小学生の時、図書館で三国志を読んで、関羽が死ぬところで泣いた。
それ以来「三国志」のファンになっている。

ジョン・ウー監督が「演義」の有名な部分と俳優を結んで仕上げた、派手なアクション映画で、映画的にショウアップされた「三国志」と思えば、派手な演出もそれなりに楽しめるし、豪快で大画面ならではの迫力でした。

現実にはありえないような戦闘シーンが娯楽映画ならではの笑いを誘います。

孔明が鳩を飼っているのも、ジョン・ウーならではで面白かったです

硬いことを言うと興味がなくなりますので、お金のかかった大群衆に(CGでも)孔明の作戦で勝利する、無勢に見えた劉備・孫権軍が、曹操の多勢を破る戦いは威勢がよく元気でした。

★★★

ラブ・アクチュアりー

ラブ・アクチュアリー [DVD]

Love Actually 

2003年  イギリス

監督 脚本 : リチャード・カーティス

出演   ヒュー・グラント  リーアム・ニーソン、 エマ・トンプソン  アラン・リックマン
     コリン・ファース キーラ・ナイトレイ  ローラ・リニー  ローワン・アトキンソン

 

この映画でちょっと気分が凹んだ後で見る映画はこれ!

2003年公開の楽しい楽しい作品です(淀川長治さん風に)

顔を知っている豪華な配役が次々に二人セットでラブラブ。
ヒューグラントはこともあろうにイギリスの首相で秘書に一目ぼれで悩み、息子の初恋の応援で頑張るリーアム・ニールソン。弟の嫁さんに恋していたり、往年のロックシンガーがカムバックしたり、まぁ笑ってばかりでない、ちょっとうがった話もある。タダ並べてだけではないお話には、それぞれ暖かさがあってドタバタにならない秀作、ほのぼのとした後味がいい。


これとニ作品を見ると、人生は見方しだいで大きな喜びや救いもあるのだと思えます。

 

★★★★

 

2009年11月13日

レッドクリフ Part II -未来への最終決戦

レッドクリフ Part II -未来への最終決戦- [Blu-ray]

監督 ジョン・ウー

出演 トニー・レオン 金城武 チャン・フォンイー チャン・チェン ヴィッキー・チャオ フー・ジュン     

      中村獅童    リン・チーリン ユウ・ヨン

PART I を見たのでやはり?藻見ないといけないでしょうということで行ってきたが、やはり話題の大作は大変面白かった。

いろいろな意見があって、終わって映画館から出てくる間に感想を声高に話している人が沢山いました。ほとんどが、「三国志」はそうじゃないだろと言うような話でした。

私は前に見た「キングアーサー」を思い出して聞いていました。、史実とは異なる分野だと思ってみれば娯楽作品として成功しているとは思うが、やはりこういう点は、少し不満が残るところがある。

どちらにしてももう歴史の中に埋もれ、片や言い伝えのお伽噺に近くなっていることで、娯楽作品として、」細心の映画技術を使って楽しく見えればいいと思うところもある。

「レッドクリフ」も、長いという戦いのシーンも小さなエピソードがちりばめられて飽きなく見られるし、娯楽映画のエキスを詰めこんだような作品で見て損は無い。ジョン・ウー監督は楽しませる映画作りにかけては才能が豊かだが、これからは史実を基にしたものは避けて欲しいような気がする。 映画をじっくり鑑賞するなら、出かけて大画面で見なくても、DVDで静かに見るほうがいいのかなと思いつつ帰ってきました。

RED CLIFF: PART II/赤壁 2009年  アメリカ/中国/日本/台湾/韓国 ★★★☆

2009年11月12日

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ [DVD]

監督  ガイ・リッチー

製作 マシュー・ヴォーン

脚本  ガイ・リッチー

撮影  ティム・モーリス・ジョーンズ

音楽  デイヴイッド・ヒューズ ジョン・マーフィー ニック・モラン

出演  ジェイソン・ステイサム ジェイソン・フレミング デクスター・フレッチャー     

         スティング スティーヴン・マッキントッシュ ヴィニー・ジョーンズ

 

「スティング」「ファーゴ」のような作風で「処刑人」のようなそこはかとない可笑し味が加わっていて、28歳の監督の作品とは思えない、切れのよさと少々ボケた味のあるセリフ、ストーリー展開で最後まで笑わせて楽しませてくれる。若手俳優も揃ってうまい。イギリスでコーエン兄弟を見つけたような感じかした。 大まかに3つのグループの麻薬と金を巡るどたばた。それに取立て屋(これが又面白い)と不良仲間のお父さんもからんでいる、コレがどことなく笑える。

* * * 

2万5000ポンドずつを投資した4人の不良仲間が、計10万ポンドを元手に、賭けに強いエディに運を託したのですが負けてしまう、その上、口車に乗せられて借金までしてしまい、1週間以内に返さないと指をつめると脅かされるしまつ。 うまいことに4人のたむろしている部屋は壁が薄く、、麻薬を育てて大もうけをしている仲間を襲うという話が聞こえてくる、そこで、先に行って金を強奪、返済したのはいいが、蛇の道の道は蛇、盗んだことがばれてしまって。と、その大金をとったり取られたり大騒動になります。不良組は運よく生き述びてこれで返済できるというので祝杯を上げ、部屋にかえって仰天、部屋にある大金入りのバッグを巡って、入り乱れての戦いの果て、みんな死体になってしまっていた。部屋に残っていた金の入ったバッグを掴んで大喜びだったが。

* * * 

強盗計画の折に手に入れた旧式の銃が名品だったり、取立て屋が子供連れで、仕事を手伝わせながらしつけに厳しかったり面白い。 最後も気が利いている。

 

 Lock Stock & Two Smoking Barrels   1998年  イギリス ★★★★★

レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで スペシャル・エディション [DVD]

監督 サム・メンデス

原作 リチャード・イェーツ

音楽 トーマス・ニューマン

脚本 ジャスティン・ヘイス

出演 レオナルド・ディカプリオ  ケイト・ウィンスレット  キャシー・ベイツ  キャスリーン・ハーン  

    マイケル・シャノン

タイタニックのコンビなのでラブストーリーのような作品に思えるのが残念、題名も微妙で。狙いが分らない。でも、甘く悲しいタイタニックのお話とは全く違う。ラブストーリーめいた題で客寄せのつもりなら、観客の捉え方には失敗したのではないだろうか。「レボリューショナリーロード」という題は意味深。

 * * * 

 50年代の原作で時代背景も当時の設定にしたそうだが、ストーリーは特に時代には影響されない、今も結婚生活には普通に見られる形のように思われます。夫婦の生き方の違いが、時間がが経つにつれて鮮明になってくるのはあり得ることです。それを家庭という繋がり、小さな共同体の枠の中で何とか妥協をしたり慣れていったりと、それを乗り越えていっているのが、ほとんどの夫婦の姿ではないでしょうか。ただ家庭というものが自己の個性や将来を見失わせる足枷か檻のようだ思いはじめた人たちにとっては、時間の流れが耐え難い苦しみに感じられるかもしれません。この映画は、妻が郊外の家で暮らしている間に孤独感が深まり、精神的に病んでしまいます。若い頃の夢が忘れられず、夫が若い頃持っていた夢も一緒に取り返そうとします。しかし夫は妻ほど今の生活に不安はありません、妻の気持に沿って一度は仕事もやめて生活を変えようとします。でも、昇進のチャンスがあったり妻が妊娠したりで、、生活を安泰に続けたいと思うようになります。妻は気質にエキセントリックなものを持っているだけに、希望が叶えられないと知ってとった方法は悲劇的です。でもそれも、何か分るような気持がしました。心身ともに自立してはいるのです、不可解で込み入った自分の気持も分ってきます。そして諍いの後森の木に凭れて項垂れる妻の姿が悲しいです。今の環境から抜け出すことに決めた朝、穏やかに夫と朝食をとる、静かに台所に立つ妻のシーンは明るい朝の光の中で輝いていました。悲しい名場面です。夫はそんな朝が迎えられたのを喜んで仕事に出かけていきます。

 * * *

夫婦の気持のずれが、小さな亀裂からだんだん大きくずれていく様子がとてももの悲しく胸を打つ作品でした。

REVOLUTIONARY ROAD  2008年 アメリカ ★★★★★