ヒヨドリバナ 秋の山野草2019.03.10ヒヨドリバナヒヨドリバナ分類キク科フジバカマ属季節秋種類花撮影日2002/09場所枚方穂谷ヒヨドリバナ (鵯花)田の畦や草原などで秋になると咲きはじめる。背が高く枝分かれした先に白い花(ほんのり赤いのもあるが)が集まっているので大層目立つ。野山にはどこにでも生えているので気にも留めないほどだが、子供の頃には祖父母が畑の畦などから摘んできた花の中に交えて、大きな竹筒に活けてあった。夏の暑さの終った頃には、野山の花が豊富で、おみなえしや釣鐘草なども一緒に活けてあった。大人は畑仕事の忙しい頃で仕事の合間に摘んだ花を背負って帰ってきて、外にあった水屋の流しに漬けたままで置き忘れてあったりした。フジバカマに似ているがフジバカマの花色は赤みを帯びて葉に切れ込みが多く花が厚ぼったい。ヨツバヒヨドリには名前も似ているが、ヨツバヒヨドリは名前のように葉が4枚輪生している。ヒヨドリバナは葉が二枚ずつで、どの花も花の上に糸のように見えるのは雄しべの先端で、もつれそうにモヤモヤっと花の上を覆っている。↓2008.12 撮影