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あれちうり

秋の山野草

アレチウリ
あれちうり
分類
ウリ科アレチウリ属
季節
種類
撮影日
2004/10
場所
高安山
あれちうり(荒地瓜)

野や畑、雑木林の縁などに覆い茂っている。
蔓を伸ばし、巻きひげで回りに絡まって旺盛に繁殖する。
浅く切れ込んだ掌のような葉の上に枝を伸ばして
先に淡い緑の雄花が咲いているのが見える。
小さな花なので葉の上に点々と伸びたり曲がったり倒れこんだりしている。
これを花だと思わないとなんだか破れた葉が一面に伸びているだけの
味気ない塊にしか見えない。

でもよく見ると面白い、小さな雄花(右)は五弁で中に丸い花粉がついた雌しべがある。
雌花(上)も形はよく似ているが瓜と呼ばれるように花の下に小さな実をつけ、
丸く固まって咲いている。
薄緑のクス球のような形で面白い。
花が落ちるとこの実が大きくなって、あおいボールのようになり
葉陰に沢山ぶら下がっている。
北アメリカ原産の帰化植物。