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ひかげのかずら

秋の山野草

ヒカゲノカズラ
ひかげのかずら
分類
ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属
季節
種類
撮影日
2004/09
場所
志賀高原
ひかげのかずら(日陰の蔓) かみだすき(神襷)

山の木漏れ日の差すような半日陰の所や山道の傍、林の縁などに生えている。
細長い蔓が2メートルくらい伸びている。
杉の葉に似た細い葉が密集して所々で二股に別れその下から短い根が出ている。
手で持っても刺さるほどは硬くなく容易に引っ張って採ることができる。
茎には丈夫な繊維があって子供の頃は綱代わりに使ったりした。

夏の終わりにはつくしに似た胞子嚢ができる。
葉に似合わない形で初めて見ると不思議な気がして
この細い緑の紐もやはりしダの仲間だったのかと納得する。

昔の人たちも便利に利用していたようで頭の飾りにしたり、
襷にしたりしていて呼び名にそれが残っている。