ヒメウズ

春の山野草

ヒメウズ
ヒメウズ
分類
キンポウゲ科オダマキ属
季節
種類
撮影日
2003/04/05
場所
京都府 地蔵禅院
ひめうず (姫烏頭)

なんて小さな可愛い花なんだろう。親指と人差し指を伸ばした位の背丈で、
花は米粒ほど。それでもよく見ると日当たりのいい土手や道の脇などに案外
沢山生えている。明るい雑木林の枯れ草の中から芽を出している時もある。
葉や茎は仲間のオダマキにそっくりで、枝の分かれ方や蕾につき方も似ている。
何でこんな小さな綺麗な花があるのだろう。白い花は奥のほうが少し赤紫を
帯びている。開ききらないカップの形でうつむき加減に咲く。春の山菜などを
摘みにいった。時などは、腰をかがめて目を凝らすときっと何本かは見つける
ことが出来る。どこにでも生えている本当に小さな花で、小人の国で生まれた
ような花。でも小さすぎて親指姫は入れないねキット。中の黄色いのが花で、
外の白いのはガクというのもオダマキ風。