のだけ 秋の山野草2019.03.10ノダケのだけ分類セリ科シシウド属季節秋種類花撮影日2003/10場所高安山のだけ(野竹)山や野原で見かけられる。シシウドの仲間らしく、枝分かれした茎の先に傘状の花が咲く。茎の下、葉柄の基部が袋のようになって中から葉が覗いていることがある。葉は三裂して、それがいくつか組み合わさっている。背は1Mほどで草の中から細く出て目立っている。花が暗紫色で、見慣れたせり科の花の形はしているものの、不意に出会うとぎょっとするくらい不思議な感じがする。薬草として利用されてきたそうで、解熱、鎮咳、去痰、などに効くとされ「土当帰」「前胡」などと呼ばれていた。