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のだけ

秋の山野草

ノダケ
のだけ
分類
セリ科シシウド属
季節
種類
撮影日
2003/10
場所
高安山
のだけ(野竹)

山や野原で見かけられる。
シシウドの仲間らしく、枝分かれした茎の先に傘状の花が咲く。
茎の下、葉柄の基部が袋のようになって中から葉が覗いていることがある。
葉は三裂して、それがいくつか組み合わさっている。
背は1Mほどで草の中から細く出て目立っている。
花が暗紫色で、見慣れたせり科の花の形はしているものの、
不意に出会うとぎょっとするくらい不思議な感じがする。

薬草として利用されてきたそうで、解熱、鎮咳、去痰、などに効くとされ
「土当帰」「前胡」などと呼ばれていた。