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ワサビ

冬の山野草

ワサビ
ワサビ
分類
アブラナ科ワサビ属
季節
種類
撮影日
2006/03
場所
伊吹山麓
清流に咲くというワサビの花を初めて見た。
まだ所々雪の残る中に、たぶん雪解けの冷たい水が流れているのだろう、
小さな川の縁に、しっかりした茎を伸ばして先に白い4弁花を固めてつけていた。

心形の葉は互生し波状の鋸歯がある、亀の甲のような筋が葉脈に沿って凹んでいる。
根生葉は大きく数枚残ってその上の茎にナノハナのように総状花序が出て、
なるほどアブラナ科なのだなぁと、もう一度しげしげと眺めてしまった。

いつもは既成の練りワサビを絞り出して使っているが
葉を噛んでみると本物の味がした。
初めて食べた人は葉や花のお浸しから入ったのだろうか。
今では日常の味になっているが。好物のわさび漬は美味しくて泣ける。