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馬酔木

春の山野草

アシビ
馬酔木
分類
ツツジ科アセビ属
季節
種類
撮影日
2003/03/11
場所
奈良
アシビ・あせび 馬酔木

白いスズランのような花が房になって咲いてとても可愛らしい。周りでは庭や
公園にたくさん見られる。以前は山にも自然に生えていて春は白く雪をかぶった
ように見えたが、最近は野生のものは余り見かけなくなった。
奈良公園、飛び火野の奥にあしびがたくさん植えられていてささやきの小径と
呼ばれていた。春になり花も風も人も明るく囁くのだろう。
有毒植物で馬が食べると足がしびれてしまうので「足しびれ」から「あしび」と
呼ばれるようになったと言う説もある。水原秋櫻子の俳句結社の名前でもある。

池水に影さへ見えて咲きにほふ馬酔木の花を袖に汲き入れな
大伴家持