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せつぶんそう

春の山野草

セツブンソウ
せつぶんそう
分類
キンポウゲ科セツブンソウ属
季節
種類
撮影日
2005/02/26
場所
滋賀 伊吹山麓
せつぶんそう(節分草)

ほんの少し春の気配が見える頃、いつもこの花の便りを聞いてきた。
白い可愛い花で写真で見ると群生して、地面に星のように散らばっていた。
見たことがなかったので、春になるのが待ち遠しかった。
行ってみると山の頂上はまだ雪に覆われていたが
山麓でやっとちらほらと咲きだしていた。
地面から10センチほど茎が伸びてその先には
不ぞろいな裂片のような葉が輪になり
真ん中から短い茎が伸びて花をつけていた。
花びらのような白いガク、中に黄色の蜜腺が花火のように丸く並んでいる。
その中にオシベがあり、先に紫色をした葯が付いてこれがアクセントになって、
なんて綺麗なのかと自然の造形の美しさに驚いた。
種も出来るが地下に塊茎が一個。
初夏にはもう葉も枯れて見えなくなるそうだ。

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