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あまちゃづる

夏の山野草

アマチャズル
あまちゃづる
分類
ウリ科アマチャヅル属
季節
種類
撮影日
2004/07
場所
穂谷
アマチャズル(甘茶蔓)

林の縁、薮の中、草原などに自生している。
ヤブガラシと同じように傍の草や木に巻きひげで絡み付いて伸びるが、
葉や茎もヤブガラシに比べると少し小さく華奢な感じがする。
花は緑色の星の形をしているがとても小さい。
葉は手のひらのように5裂していてわかり易い。

葉は乾かしてお茶のようにして飲む。
これはアマチャヅル茶と呼ばれる。
薬効も聞いたところ利尿効果くらいだということだったが
薬効についてはほかにもいろいろな説もあり民間薬として飲まれている。
少し甘く、潅仏会の時にお釈迦様にかける甘茶に似た風味があるとか。
ただこの時の甘茶は林の中に生える、
小さな紫陽花の仲間のアマチャという木から作る。