快晴で山があり海があり、そこに天然記念物。豪華。
ここは日本朝日夕日百選にも指定されていた。ここからは朝日が見られるとのこと。
今度は早起きして見なければ。
橋杭岩を間近に | 砕ける波 |
駐車場からは数箇所から橋杭岩の真下まで 降りられるスロープがいくつかあった。 遠くから見ると並んだ橋杭岩の一つは、 近くで見ると圧倒的な迫力があった。 | 波が大きく、岩にぶつかって白く輝いて散っていた。何度も大きな波がきて、時々足元まで押し寄せてきた。 岩の上には木が育っていて日本的な趣もあった。 |
岩のふもと | 橋杭岩の反対側の景色 |
地面は砂ではなく、黒く硬い岩のようだった。 そこが何度も打ち寄せる波のせいか波模様に削れていくつも潮溜まりができていた。 潮溜まりをじっくり覗いてみると、 魚や貝やヤドカリやカニやエビがのんびりと動いていた。 | 駐車場から見える、橋杭岩の向かいの景色。 浜に降りてこちらにも歩けたが、 今回は橋杭岩付近の潮溜まりを満喫していて時間切れになった。 今度来ることがあればこちらもゆっくり歩いて朝日が美しいという橋杭岩も是非見てみたい。 ちなみに駐車場はとても広く、無料でした。 |
潮溜まり | 左の写真を拡大してみた |
こんな感じの潮溜まりがあると、 ついしゃがみこんで覗いてしまう。 すると、期待通り小さな魚の群れをあちこちの潮溜まりで見つけることができた。 | 写真ではわかりにくいけれど 実際には魚が群れで動いていたのでよく見えた。 青い矢印の先に、小さな魚がいます。 2センチほどで、ハゼのように、水の底石の上にじっとしていることもあった。大きいのは5センチほどのもいた。 |
右上の写真のものと同じ魚 | 潮溜まりのヤドカリ |
潮溜まりの海水は浅く、天気がよかったので手を入れるとかなり暖かかった。 ぷくぷくと泡がたまに上がっていたのは 生物の呼吸だけでなく、海藻も光合成をしていたせいだろうか。 | これは1.5センチほどのヤドカリだった。 ほかの貝ももぞもぞと動いているので見分けが難しく、ヤドカリを見つけると嬉しかった。 |
潮溜まりのエビ | 橋杭岩の伝説 |
2.5センチほどの透き通ったエビがいた。 よく似たエビを田んぼや川でも見た気がするが、海にもそっくりなのがいた。 | 「吉野熊野国立公園 天然記念物 《 橋杭岩の伝説 》 その昔弘法大師が紀州行脚の際、この地に立ち寄り 向かいの大島へ渡るため 天邪鬼に手伝わせて橋をかけ始めたが、 天邪鬼がくたびれて鶏の鳴声をまねたので 大師も夜が明けたと思って中止し、 その橋杭だけが残ったといわれている。」(看板より) 看板の下には、橋杭岩のひとつひとつの岩の名前が書かれていた。 |