茶の木 秋の山野草2019.03.10チャノキ茶の木分類ツバキ科ツバキ属季節秋種類花撮影日2002/09/29場所生駒山お茶の木もっと寒い時に咲いていたような気がするが、山道の脇の藪の中で見つけた。今は草や雑木が茂る藪になってしまっているが、昔は畑であったかもしれない。以前は自家用のお茶は、家で作っていた。その頃は山の畑の縁に木が植えてあって、初夏にお茶摘みをして一年分のお茶を作っていた。家族の女性達が茶摘の時期には籠や袋を持って山に行って新芽を摘んで帰り、蒸してから揉んでいく。機械化されていないお茶づくりは、新茶の香りが漂って楽しそうだった。器用で上手に摘むお嫁さんは褒められて嬉しそうだったし、都会に出た子供に届く小包みにお茶が入っていたりする童話のような生活があった。