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みずたまそう

秋の山野草

ミズタマソウ
みずたまそう
分類
アカバナ科ミズタマソウ属
季節
種類
撮影日
2004/09
場所
金剛山
みずたまそう(水玉草)

山や野原の木陰で少し湿ったところに自生する。
30〜60センチで白い小さな花が咲くが目立たない。
ガクが二枚ハート型の花びらが二枚、その下に
柔らかい毛が密集した楕円形の子房がついている。
花びらの中から白いおしべが二本、雌しべが一本伸びている。
子房は花が散った後に残って、毛が光を受けてまるで水玉のように見える。
それでミズタマソウと呼ばれる。小さい花を見るにはルーペがある方がいい。
とても簡素な、野草らしい美しさがある。
花の後の実も野に隠しておくのは惜しいくらい
童話にでも出てきそうな夢のある形をしている。