ハハコグサ ははこぐさ | 分類 キク科ハハコグサ属 | 季節 春 | 種類 花 | 撮影日 2002/05/14 | 場所 愛媛 |
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お馴染みの野草だが、春になって見当らないと探したくなる。 痩せた土地では丈も小さく群がっている。 いつか、畑の中で見たときは40センチくらいもあって、まるで 別の花のようだった。 乾かしたものを煎じると血糖値を下げるとかで、 知り合いにあげようと採取したことがある。 あれ以来、地味な小花しか見たことは無いが、何処にでも生えて、元気がいい。 葉や茎に白い毛が生えて優しい感じがする。 春の七草で、オギョウ、ハコベラ、ホトケノザというが、 その中のオギョウというのが、この「ははこぐさ」で、 冬は小さく丸くなって葉を少し立てている。 茹でて刻んでお粥に入れる、七草粥に無くてはならない草。 「ちちこぐさ」というのもあるが、花が少し小さく色も茶色に近い。 日に焼けた少し頼りないお父さん風。 でも似ているからといってどうして「ちちこぐさ」なのかと不思議。 |