ひめおどりこそう 春の山野草2019.03.10ヒメオドリコソウひめおどりこそう分類シソ科オドリコソウ属季節春種類花撮影日2003/04/11場所愛媛ひめおどりこそう (姫踊子草)春になるとすぐに芽を出して、まるで笠地蔵の行列のようにびっしりと野原に並んでいる。頭は赤紫色で衣服は緑のおしゃれな姿で微笑ましい。畑の縁や開けた野原に群生して、長い三角の形になって延びていく。下向きに付いた葉は二枚ずつ対生で互い違いに密に重なっていてその間から唇型の花を突き出している。花は薄紅色でよく目立ち、マントから出た手の様でそれを見ていると一本足の笠お化けか、行き違う蓑笠姿の旅人の様にも見える。面白い形で並ぶ花で一度名前を覚えるともう忘れない。どこにでも見られる春の野に咲く代表花。