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からすびしゃく

夏の山野草

カラスビシャク
からすびしゃく
分類
サトイモ科テンナンショウ属
季節
種類
撮影日
2003/06
場所
久万
からすびしゃく(烏柄杓)
はんげ・ひゃくしょうなかせ

畑にはよく生える草でむかごや地下にある球茎で
増えるためか、いくら引いても根絶やしにするのは難しい。

葉は根元に三枚、新鮮な緑色をしている。
特徴のある形なので見分けやすい。
10センチほどに伸びる仏炎苞は緑色の筋が入り
その中から細長い飾りのような紐のようなものが伸び、
うっかりすると柄杓というより何か生き物の舌を思い浮かべる。
小さいながらインパクトのある形で
テンナンショウの仲間独特の雰囲気を持っている。
野趣を感じるというのか鉢植えなどにしてあるのを見たが
お世辞にも可愛いものではない

半夏の頃に見られるというので別名もハンゲといい
球茎を洗って乾かし鎮吐剤として使われている。