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きつねあざみ

夏の山野草

キツネアザミ
きつねあざみ
分類
キク科キツネアザミ属
季節
種類
撮影日
2003/10/13
場所
明日香村
アザミに似ていてアザミでない。全体の印象が女性的で柔らかい。
茎に葉がなくてひょろっとしてやさしい姿をしている。
ただいつもこの花には抵抗があってあまり摘んで遊んだ覚えが無い。
名前のせいだろうか。
野原や畑の縁などに外の草と一緒に生えていて
下の葉は柔らかく切れ込んでタンポポに近い形をしている。
春には若葉を摘んで食べられる。
回りの草よりも背が高くてよく目立つが淡い花色と小さい形、
枝分かれした細い茎のために地味であって、なにか自己主張のとぼしい。
周りに同化しそこなった異端の感じがする。
変な花だが、アップで撮ったものを見ていると細い花びらと、
うろこ状の総苞片の色はよくマッチしておしゃれな花にも見えてきた。
キツネアザミと言う名前も気の毒だ。ちょっと見方を改めようかな。
みたとおり優しいいい花かもしれない
秋に見つけたが、普通は初夏に咲いている。