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コダイハス

夏の山野草

コダイハス
コダイハス
分類季節
種類
撮影日
2002/06
場所
27春日大社神苑
大賀はす (古代はす)

ツタンカーメン王のえんどう豆というのを貰ったことがある。
蒔くのを忘れていてどんなものかまだ見たことがないけれど、
この古代ハスはいつ咲いていたものだろう。
権力のあった古代の人たちは大きな墳墓を築き、
貧しい人は苦界から逃れる術として、生まれ変わりを信じていたとしても
あながち迷信と決めつけられないかも知れない。
まだまだ不思議な人知の及ばないことは多くあって、人は活きている現実の目で、
見ているつもりの光が宇宙の全てだと思っているのかもしれない。
遠く思いを馳せることは、今生きていることの不思議さにも繋がっている。

「このハスは、ハス研究家で知られる故大賀博士が、
千葉県検見川の弥生遺跡で発掘した種子をよみがえらすことに成功した古代ハスの一種で
二千年の眠りから目覚めたことによりハスの実が世界一長生きすることが証明されました。」
——-苑看板より

2007年 蓮 三室戸寺 市大植物園