てんにんそう 夏の山野草2019.03.10テンニンソウてんにんそう分類シソ科テンニンソウ属季節夏種類花撮影日2002/08場所四国カルストてんにんそう (天人草)花は地味なのに、なぜかいい名前がついている。尖った葉がびっしりと生えている先から穂を出して蕾の時は鱗のような苞が上向きに重なっている。花は下から咲いて、筒型のなかからオシベが長く飛び出して、一見ブラシのようにも見える。淡黄色の柔らかい花は林の木の下や、谷川の縁などに群生していることもある。遠目に見て、緑の葉の重なりの中から飛び立とうとする天人の姿に見立てたとしたら、花にとって咲き甲斐もあるだろう。