ミヤコアオイ みやこあおい | 分類 ウマノスズクサ科カンアオイ属 | 季節 夏 | 種類 花 | 撮影日 2003/05/20 | 場所 金剛山 |
林の中で見つけた不思議な花。 葉はハート型で柄が長く地面から出ていて、その根にひとつずつ花が咲いている。 花は巾着型にくびれた壷状のものの上に、花びらの様に三枚開いて、 表にあたる部分が格子模様になり裏から濃い紫の色が見えている。 根からじかに生えているようだ。 余り気持ちのいい花ではないが、仲間のフタバアオイが なぜか徳川家の紋所になったという。 きっと江戸時代の好事家達が何かいわれがあって栽培していたのかもしれない。 後年にはエビネなども高価なものだったそうだから。 此花も見慣れると可愛いかったのだろう。 |