田中修
植物だってすごいんです。あっと驚く不思議がいっぱい。そして賢い仕組みまで。すごい。
夏の朝、TVをつけると、「子供電話相談室」の録音風景を放送していた。学校が休みになると始まるこの放送がカーラジオから聞こえると、ちょっと車を止めて聞いてきた。その回答者が書かれた本を見つけた。
「トマトの種の周りのヌルヌルは何のためにあるの?」「それはね。すぐ芽が出たら食べられないでしょう」
種をまくには洗ってこのヌルヌルを取らなければいけないのです(今は接木をした苗を買ってくるが)。あらためてなぜ?といわれると先生の回答を待たなくてはならない。この番組は面白かった。子供たちの「なぜ?」にはっとさせられた。
「トマトの種の周りのヌルヌルは何のためにあるの?」「それはね。すぐ芽が出たら食べられないでしょう」
種をまくには洗ってこのヌルヌルを取らなければいけないのです(今は接木をした苗を買ってくるが)。あらためてなぜ?といわれると先生の回答を待たなくてはならない。この番組は面白かった。子供たちの「なぜ?」にはっとさせられた。
ちょうど本屋さんで目に付いたので読んでみた。確かに何気なく見ている中に「不思議」は一杯あるものだ。
たしかに、植物のすごさ、巧みさ、アッパレさを紹介するときには、いろいろな植物のもつ”ふしぎ”をいろいろ取り上げます。そして、その”ふしぎ”に潜むしくみや工夫について、分かりやすい植物を例にあげて説明して来ました
第1話 サクラの”7ふしぎ”
なぜ、ソメイヨシノの開花は”はなやか”なの
第2話 アサガオの”7ふしぎ”
なぜ、青かった花が赤紫色になるの
第3話 ゴーヤの”7ふしぎ”
表面のブツブツは何の役にたつの
第4話 トマトの”7ふしぎ”
トマトは野菜か果物か
第5話 トウモロコシの”7ふしぎ”
なぜ黄色と白色の粒が混じっているの
第6話 イチゴの”7”
タネの働きは
第7話 チューリップの”7ふしぎ”
なぜタネで栽培しないの
知っていることも知らなかったことも。
生きていることは植物だけに限らない”不思議”に囲まれている。”不思議なこと”に気がつくことは、どんな環境にあっても、どんな分野であっても年齢にかかわらず、生活を豊かにし考えを深める役にたつ思う。そしてこうした回答本があり胸のつかえがおりることが嬉しい。
お気に入り度:★★★★☆
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