寒緋桜

今は梅の花でもまだ例年より早い。まして桜が咲いているわけがない。と思った。
男性は花にはうといもんね、きっと何かと間違えてるんでしょう。
「確かにあれは桜だ、うんうん」眼はみんな知らんのだろうと言っていた。
その時みんなの頭に「避寒桜」とか「彼岸桜」とかいう漢字が
浮かんでいたとしてもとりあえず、それを聞いた時には
疑問符がついていたのだ。

「桜？・・」 よーし見に行こう！

かくて、残念と言うか、目出度くというか寒緋桜は我が家では
しっかりと認定されたのである。