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原種系水仙・カンタブリクス

春の山野草

カンタブリクス
原種系水仙・カンタブリクス
分類
ヒガンバナ科スイセン属
季節
種類
撮影日
2008/03
場所
京都府立植物園
原種系水仙(ナルシスス・カンタブリクス・モノフィルス)

白いスカートのような花びらで、ラッパスイセンのラッパの部分(副花冠)が大きくなって
花びら(花被片)が細くなったような形をしている。
スイセンの原種といわれているが、
外側にある細い花被片を大きくしたり、副花冠に黄色やオレンジの色をつけたりして
改良を重ね、今見るような水仙を作り出したそうだ。
ギリシャ時代、ナルキッソスが見た花はこんな形だったのだろうか。
スペインのカンタブリア地方から名前がついた。可憐で素朴な早春の花。
同じ原種系の花の中でこの種は細い葉が横に広がるのが特徴で、
同じ種の花には黄色い色のもある。