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カンナ

夏の山野草

カンナ
カンナ
分類
カンナ科カンナ属
季節
種類
撮影日
2007/08
場所
市大植物園
夏の公園や花壇で元気に咲いている。
子供の頃からあまりにも見慣れた花で、遠くからよく見もしないで通り過ぎてきた。
普通は赤い花で、たまに黄色もある。
幅の広い葉が伸びてその間から茎が出て先に固まって花が咲く。
いつの間にかその花が改良されて、花びらが大きくなり色も豊富になっている。
矮性のものもあって小さな花が鉢植えにされている。
何気ない珍しくない花もよく見るとグラジオラスのようでもあり、
ランのようにも見える可愛い形をしている。

熱帯アメリカで50種も見られ、色も 赤、オレンジ、ピンク、黄、白、複色と豊富。
名前はギリシャ語のKanna(葦)に由来し、茎の形からつけられている。
なるほど古代は葦舟で航海したチグリス・ユーフラテス川流域からエジプトあたりは
葦も多かったのか、茎が葦に見えないのは大和民族だからかも。
学名はCanna indica L. 現在の園芸種は交配を繰り返して作られているが
見るたびに変化しているのはまだまだ発展途上にあるのかもしれない。