たむらそう 夏の山野草2019.03.10タムラソウたむらそう分類キク科タムラソウ属季節夏種類花撮影日2003/08/31場所六甲高山植物園たむらそう (田村草)アザミの花にそっくりだが、蕾の形がちがう。色も白っぽい、最初はちょっと変なアザミに見える。林や野原でひときわ背が高く、赤紫の花が咲いている。蕾もアザミにように尖った針がなく円錐に近い形をしている。特に花びらが先で細く分かれて、くるっと巻いているところが珍しい。アザミのとげとげしさは男性的、タムラソウは優しく女らしい。葉も柔らかくて痛くない。あざみは花の中心近くにしっかりとした花びらがあるがそれがないので花全体がやわらかい気がする。花としてしっかり見るなら無骨なとげのある葉が付いたアザミがいい。名前になにかいわれのありそうな気がするが、アキノタムラソウとも関係はなく、紫の花を沢山つけるので「多紫草」から来たのかもしれないとも言うが根拠はないそうだ。