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つゆくさ

夏の山野草

ツユクサ
つゆくさ
分類
ツユクサ科ツユクサ属
季節
種類
撮影日
2003/07
場所
枚方
つゆくさ ぼうしばな

昔はこの草で着物を染めていた。
花を集めて搗いてその汁に浸していたので搗草、月草、着草などと呼ばれたが、
染めた色は水に流れてしまうので次第に使われなくなって、露草になったという。
朝露に濡れて咲き、日が昇るとしぼんでしまう。
すぐにしぼむはかない様子と澄んだ青い色が好まれている。
道の端や日当たりの良い草むら、畑などに群生している。
二枚の苞が手の平で囲ったように付いてその中に2〜3個の蕾がある。
それが毎日一つずつ開く。
花びらは上に青紫色のものが二枚、下に白い花びらが一枚付いている。
短いオシベが上に4本下に二本、その中に一本の雌蕊がある。
夏の朝にはどこにでもこの花が咲いていて
空気は涼しくいっそう爽やかさを添える。

↓2004.10 奈良 撮影