つゆくさ 夏の山野草2019.03.10ツユクサつゆくさ分類ツユクサ科ツユクサ属季節夏種類花撮影日2003/07場所枚方つゆくさ ぼうしばな昔はこの草で着物を染めていた。花を集めて搗いてその汁に浸していたので搗草、月草、着草などと呼ばれたが、染めた色は水に流れてしまうので次第に使われなくなって、露草になったという。朝露に濡れて咲き、日が昇るとしぼんでしまう。すぐにしぼむはかない様子と澄んだ青い色が好まれている。道の端や日当たりの良い草むら、畑などに群生している。二枚の苞が手の平で囲ったように付いてその中に2〜3個の蕾がある。それが毎日一つずつ開く。花びらは上に青紫色のものが二枚、下に白い花びらが一枚付いている。短いオシベが上に4本下に二本、その中に一本の雌蕊がある。夏の朝にはどこにでもこの花が咲いていて空気は涼しくいっそう爽やかさを添える。↓2004.10 奈良 撮影