ヘリクリサム

夏の花壇を彩る花の中でよく目立つ。
かさかさして艶があって花弁のように見えるのは総苞で、
中の柔らかい部分が舌状花の集まり。
総苞片は蝋を塗ったように光って、色数も多く美しい。
ただ高温でも乾燥には耐えるが湿度に弱く腐りやすいので水遣りは控える。
初めから乾燥しているような花なのでドライフラワーに向いていて色あせも少ない。
小さなカイザイクという花に比べ大きいので帝王と呼ばれている。
ヘリクリサムはギリシャ語のＨｅｌｉｓ（太陽）と Ｃｈrｙｓｏｓ（黄金）に由来する。