読書猫舌男爵 皆川博子図書館で背表紙を見ていたのに見当たらない、移動したのかとあわてて聞いてみると別の版があるという。予約して取り寄せますね、と親切な言葉の前ではこれで8冊目にもなるけど…とも言えなくなってついに対面。まず“戦慄”から祖父がもだえ苦しん...2019.03.17読書
読書猫鳴り 沼田まほかる沼田さんは、猫がゴロゴロと喉を鳴らす音を「猫鳴り」と書いている。猫とともに知る生きることと死ぬこと。迷い猫「モン」と暮らした日々を三部に分けている。 いつも胸の奥深くにある、確かに分身と思える自分の心、それを暗く厳しく、日常生...2019.03.17読書
読書生きながら火に焼かれて 生きながら火に焼かれて スアド この作者は今も隠れて生きている。名前も偽名では有るが職業を持ち三人の子供にも恵まれ、5人家族の幸せな家庭を築いている。この本から<名誉の殺人>を知った。 彼女は、ヨルダン川を遡り、政治や法律も届かない奥地...2019.03.172019.03.23読書
読書灼熱 シャーンドル・マーライ誰にも触れて欲しくないもの。 (少し前の感想をリライトしました)シャーンドル・マーライ 1900年 コショ(現スロバキアのコンツェ)に生まれる。フランクフルト大学及びベルリン大学に学ぶ。 その頃、無名のカフカを...2019.03.17読書
読書永遠の沈黙 マイクルベイデンリンダケニーP·コーンウェルの焼き直しにしてもあまり成功しているとは言えない。ショッピングセンターの建設予定地を掘り始めると人骨が出てきた。 自殺か他殺か。検死官のジェイクと弁護士のマニーが調査を始める。 一方、ジェイクの...2019.03.17読書