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地獄変

芥川龍之介北村さんの《私》シリーズの流れで読んでみた。「六の宮の姫君」が目当てだったが、「舞踏会」は初めてだったものの、他の「地獄変」「藪の中」は何度か読んでいた作品だったが読み直すたびにしばらく尾を引く。「地獄変」 高名な絵師良秀が下命...
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アーナルデュル・インドリダソン変声期が突然に訪れて、天使の声がつぶれた。アーナルデュル・インドリタソンは「湿地」「緑衣の女」に続いて三冊目になる。流行の北欧ミステリなのだが、北欧も広い。大雑把に捕らえてもお国柄なのか様々な違いが面白く、お...
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去年の冬、きみと別れ

中村文則「君と別れたのは冬」なので、そこからいくと物悲しい別れで、男女の別れか親子友人あたり、もしかしてラブストーリーかな、と背表紙を見て思った。しかし帯を読んでみると凄い。ジャンルもミステリでしょうが、人物の絡みや流れはホラーかもしれな...
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双頭のバビロン

皆川博子過去のメモから。寝食を忘れて、というけれど、こういう作品には滅多にお目にかからない。この本を忘れないために残しておかなくては。「蝶」を読む前に。文章は耽美的、幻想的なのに読みやすく、舞台になった都市の描写も、物語にしっくり馴染んで...
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向日葵の咲かない夏

道尾秀介この本の書評はとっくに書いたし読んだのに、書評があれ~~ナイ、面白くて道尾さんを読むきっかけになったのにと。あわてて雑木林状態の昔のブログから見つけて来た。この本は 千街さんのあとがきが詳しい。もう何も言うことが無いほどきちんと分...