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男のハンバーグ道



土屋敦

お休みが多いからか、最近我が家で男の料理が流行っている。でもハンバーグ。「ジューシーだ」「ちょっと硬い」などと言いながら、休日のハンバーグ道を極めようとしている(かも)。ミンサーまで買ってきた。

私は長年の家庭の味もおいしいと思うが、男の料理は特にジューシーさに拘りがあるようだ。
それにしてもこんなにハンバーグが好きだったなんて。

協力するか煽るか、私もこの本を見つけたので買ってきた。ブームが去ったらまたハンバーグ作りが戻ってきそうなので、読んでみた。

作者はさまざまな条件で作ってみている。肉の種類、焼くのはオーブンかコンロか、パン粉の有り無しと割合。肉はミンサーでひくか、スーパーで買うか。想定したケースを肉まみれで実験した結果が面白い。
そして出来た最強のレシピは、こだわりのスペシャルハンバーグ。それは。

①キッチンで出来る超ジューシーハンバーグ
②時間もお金もかかるスペシャルハンバーグ
③時間もお金もかからない節約&激うまハンバーグ

私はもちろん三番目を採用する。

最小の時間と手間で、最大のパーフォーマンスを発揮するというレシピになった。

《材料(二人分》

牛豚合い挽き肉 200グラム
牛乳300ミリリットル程度
玉ねぎ 中1/4個
塩 小さじ1/2弱
サラダ油 大匙
黒胡椒 適量

《作り方》

① 牛豚合い挽き肉をボウルに入れて牛乳をそそぎ、箸でよくかき混 ぜ、すぐざるにあげる、軽く汁気を切ったら。別のボウルに移す。
② ①に塩を加え、すりこ木で一分半ほど、肉に吸い付くようになるまでこねる。
③ 玉ねぎをすりおろして、すべて②に加え、木へらで混ぜる。肉だねはこれで完成なので、二等分して、熱さ3センチの小判型に成形する。
④ フライパンにサラダ油をひいて中火にかけ、180度になったら③を入れる。焼き色がついたら裏返してふたをする。
⑤ 3分ほどしてフタをあけ、ブヨドロのアクがハンバーグに付着していたら、キッチンペーパーで拭き取り、再びフタをする。もし薄けむりがあがったり、バチバチとはぜる音がするなら、火を少し弱める(180度をキープするイメージ)
⑥ さらに3分ほど焼き、裏面にも焼き色が着いたら完成。2~3分休ませて供する。食べる直前に黒胡椒を振る。

やっぱりこのくらいの手間はいるのかな。

私なら混ぜてこねても30分あればできる。自分でいうのもなんだがおいしい(-_-;)
両手に往復させてペタペタやるのと真ん中をへこませるのは、ずいぶん前にいらないというのが分かった。

騒ぎながら作っているが、付け合わせの野菜サラダまでは作ってくれない。

「サラダ、イロイロ」とか「初心者向け家庭料理」とかいうのを買ってきて見えるところに置いておこうかな。
「ホテルのシェフもびっくり簡単料理」というのでもあれば自分用に買ってきてもいいけど。


お気に入り度:★★★☆☆
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