クリンユキフデ 春の山野草2019.03.10クリンユキフデクリンユキフデ分類タデ科タデ属季節春種類花撮影日2006/03場所京都植物園クリンユキフデ(九輪雪筆)植物園の林の中に白い小さな花が咲いていた。近寄ってみると、これはいつか読んだ雪筆ではないかと思った。覚えにくい名前が多く、忘れるのも早くなっているが、この名前は綺麗で、一度見てみたいと思っていた。葉はやはりタデ科特有の柔らかくて茎を抱いた形をしている。花は茎の先に固まって付きそれが重なっている様が九輪のようだと、例えられた。白い穂状の形を雪筆と名づけてもいる。小さな花の根元はうす赤く可愛いが、枯葉の中から緑の葉を出している様子は、タデ科の地味なイメージどおりで、これが優雅な名を持つ花かと思いながら撮影してきた。思ったよりも小さな筆でこれに似た花はいつかどこかで見たような気がしてきた案外気をつけていると身近な林にも咲いているのかもしれない。