オオバコ

どこにでも生えていて、誰でも知っている多年草。
根元に固まっって生えている丸い葉から長い花茎を伸ばして下から白い花が咲く。
小さな一つ一つの花には花びらがない。
珍しいのは先に細い雌しべが出て、後から花粉袋をつけた雄しべが出てくる。
地味で目立たない花だがよく見ると雄しべが簪のように揺れている。
人に踏まれるようなところが好きで生えているので漢名は「車前草」というそうだ。
舗装していない道路などで轍の跡に挟まれて盛り上がっている所などに群れて咲いている。
田んぼ道などは大好きそうで花茎 も長く長く伸びて咲き、とても元気だ。