テイカカヅラ 夏の山野草2019.03.10テイカカヅラテイカカヅラ分類キョウチクトウ科テイカカズラ属季節夏種類花撮影日2006/06場所枚方穂谷テイカカズラ(定家葛)5裂した花びらがスクリューのように傾いて独特の形をしている。咲き始めは白く、次第に黄色くなる。この色の変化はクチナシやスイカズラによく似ている。近づくといい香りがする。つぼみは短く先の尖った三角形でパラソルのように捩れている。厚くて光沢のある葉が蔓に対生してる。林の中では木や石に付着根で這い登っているのが普通に見られる。「定家葛」という名前は、謡曲の「定家」に拠っている。式子内親王の墓石に巻きついたテイカカヅラが、藤原定家の式子内親王に対する愛慕が死後も執念になって表われたものとされている。ただこの話は、史実とは少し異なっているとか。