オオバノトンボソウ 夏の山野草2019.03.102019.03.11オオバノトンボソウ オオバノトンボソウ分類 ラン科ツレサギソウ属季節 夏種類 花撮影日 2006/5場所 穂谷オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)道端の刈り込んだ叢から細い茎が伸びている、三角の頭が扁平なトンボというところ。 山地の日当たりのいい草原や林の中に生えている。 緑の葉に紛れて見分けにくいが、茎の先についた花が草の葉の線形の中に混じっているので 目を凝らすと「あれ! なに?」と思わず近寄っていく。 トンボソウは湿原の花のように思い込んでいたが、そっくりの形なので驚いた。 距が長く1.5センチはあり下に曲がって伸びている。 花の両側が横に伸びて翼のように見える、茎の先に尻尾をつけて これから飛び立とうとしているようだ。 緑色の地味な花だが近寄ってみると 小さなパーツで組み立てたような構造で単純なところが面白い。 ただ本当に単純かどうか、次の機会には超マクロで見てみたい気がする。