ヘラオオバコ ヘラオオバコ | 分類 オオバコ科オオバコ属 | 季節 夏 | 種類 花 | 撮影日 2004/06 | 場所 山田池公園 |
根元に固まって生えている葉がヘラ型なのでヘラオオバコという。 荒地や道の脇などによく見られて、 固まって生えている葉の中から揃って細長い花穂を伸ばして咲いている。 ツボミは緑色の円柱形をしていて硬く、 周りにオシベが突き出した形で下から咲きあがっていく。 離れて見ると、細長い花穂の周りに丸くドーナツ型にオシベが取り巻いて 白い葯が周りを回っている衛星のように見える。 野原の中の小さな宇宙で沢山のステーションが風に揺れているような、楽しい花。 ヨーロッパ生まれ、江戸時代に日本に帰化した。 |