読書オックスフォード運河の殺人 モース主任警部 コリンデクスターモース警部がとうとう入院した。それは安楽椅子でなく安楽ベッド(でもないか)の推理から始まった。もう忘れかけていた。クロスワード好きのモース警部。 少し前に「森へつづく道」を読んでいた。たしか最初の部分は新聞投書の騒ぎから始...2019.03.17読書
読書オロロ畑でつかまえて 荻原浩村おこしだ! うまくいったらつぶれる前にウチの会社も再建だ!荻原さんを読むなら、受賞作「海の見える理髪店」なのだが、日々うかうかと暮らして読書もなんとなく選んできていると、こうしてすれ違いが生じる。 少し前に読んだ「母恋旅烏」も荻原...2019.03.17読書
読書オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎現実離れのした話だが、いつかその閉ざされた島に 入っていってしまう。 不思議な力をもつ小説で、面白い。伊藤は、突発的に退職して銀行強盗を思いつき、失敗して警官に殴られた、殴った警官は幼馴染で城山といい、整った顔に冷酷な心を隠して...2019.03.17読書
読書ガラスのなかの少女 ジェフリーフォード蝶を飼っているいんちき霊媒師、幻惑的筆致。 「アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作」と言うので、ブラッドベリ好きはフラッと来た。それがどうだ、アメリカ探偵作家クラブに一言言いたい、時間を返して。 話は霊媒仲間だった少年が80歳...2019.03.17読書
読書ガラスの街 ポールオースターオースターのニューヨーク三部作。これら初期の作品で常に見られる孤独感を、ここでは作家である一人の男に負わせている。彼は自分の影に生きて消えたのか。「ガラスの街」はニューヨーク三部作の第一作で、「孤独の発明」「鍵のかかった部...2019.03.17読書