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読書

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ゆっくりさよならをとなえる

川上弘美辛い本もあればこんなにゆったり、ほっとする本もある。 一編が文庫3ぺージに収まる長さで、ほっと心が休まるエッセイ集。 あ~そうですそうですと、思い当たるようなちょっとした出来事や、出先で見聞きしたことなどが書いてある。 中でも川...
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わらの女

カトリーヌ・アルレーわらの女。つまらない女、犯罪に巻き込まれてもなすすべの無い女。 世界のミステリの名作というと上位にランクする、完全犯罪小説。アルレーは1956年に発表したこの作品で一躍世界に知られるようになった。 彼女は新聞広告で、...
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アイアン・ハウス (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

ジョンハート孤児院で育ち、生き別れた兄弟。兄は殺し屋に、弟は作家になった。二人が出逢ったときから再び苦悩が広がっていく。ポケミス555ページの力作。本が重かった。内容もまた一段と重く、面白かった。 貧困の中の、それも極貧の生活ではどんな人...
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アッシャー家の崩壊/黄金虫

ポーポーの作品は今でも素晴らしく面白い。はじめて読んだときの題名は「アッシャー家の没落」だったような気がするが。 今読んでみると訳されて定着している「家の崩壊」とする方が深い。 「Fall」はそういったことなのか。アッシャーという名家には...
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アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎伊坂幸太郎好きはここから始まった。記録しておかないといけない一冊なのに今頃。椎名は大学に通うためにアパートを借りる。 隣の部屋に河崎が住んでいた。 ディランの歌をきっかけに言葉を交わし、突然本屋を襲う片棒を担がされることになる。...