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黒い家



貴志祐介

ホラー大賞、とても怖いと聞いて読んでみたら面白かった。
和歌山カレー事件の前に書かれたと聞いたが。そんな事もあった。

物語に生保のしくみがベースに有れば、何かしら恐ろしく面白い。
確かに生保というものは、リスクの上に成り立っている。
それは、命と引き換えに受け取るのもので、ということは見えない命と言う物に現実的な金銭を支払っている訳で。
これを受け取るということは、見えない物を見える物に変えていくということ(怖かったのでしつこい)
その過程を人為的に行えば犯罪なのだ。その方法が小説になる。
旨く構成されている。

夜でも平気歩いてくる友人がいる。怖い本が好きと言うが勧めない。一緒に心底怖がってこそで、読んだ後感想を聞いてみたい(悪趣味)(^∇^)
表紙も怖いのでカバーをかけて、次の人に回す。
ほんと怖かった!でも面白かった。


お気に入り度:★★★★☆
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