サイトをSSL化しました。セキュリティアップ!

コールド マウンテン

コールドマウンテン 映画

コールド マウンテン

監督:アンソニー・ミンゲラ
脚本:アンソニー・ミンゲラ ソニー・ミンゲラ 
製作総指揮:イアイン・スミス
撮影:ジョン・シール
音楽:ガブリエル・ヤール
出演:ジュード・ロウ(インマン) ニコール・キッドマン(エイダ) 
    レニー・ゼルウィガー(ルビー) ナタリー・ポートマン(セーラ)
    ドナルド・サザーランド(牧師) キャシー・ベイカー(サリー)



“「イングリッシュ・ペイシェント」でアカデミー賞に輝いた
  アンソニー・ミンゲラ監督が壮大なスケールで描く至高のラブストーリー”

  激動の時代に生まれた純粋すぎる恋 —— 21世紀の「風と共に去りぬ」

というコピーをあとで知った。紹介されて至高のラブストーリーという物を見た。
俳優もいいと思ったのだが、ここに書いておくほどの感動はなかった。
なぜ絶賛されて沢山の賞を受けたのだろう。

運命の相手にであったと感じたインマンとエイダ、第二次大戦下で戦地から500キロの距離を歩いて恋人の待つ故郷、コールドマウンテンに帰ろうとするインマンと、
帰りを待つために故郷を離れないエイダの物語。
原作がベストセラーであり、スタッフも実績のある人が揃って、カメラワークもいい、透明で美しい風景は印象的。
ジュード・ロウの内向的で暗いキャラクターは好きなので適役かも。
トム・クルーズよりもよかったのかもしれない。二コールキッドマンも美しかった。
中でもレニー・ゼルウィガーは大地に根付いた力強い女性を演じて素晴らしく、私は好きな女優なので、どの映画見ても存在感がある。
ただ原作を読んでいないので、インマンが脱走する理由がエイダに遭いたいだけというのは、どうもつまらない。
トム・クルーズが嫌がったわけも分かる。現代に置き換えると、社会的にはいて欲しくない男といえる。
エイダにしてもいくら現実離れのしたお嬢様育ちとはいえ、環境が変われば生きていくすべくらいは考えるだろう。
ルビーが同居してくれなければ飢え死にしていたのだろうか。
運命だのを信じ、確かに信念を曲げない強い人も沢山いるだろう、意思の強い人もいる、
運命の人に出会うことも考えられるが、現実的なのは私かも。
こんな純愛物語に感動しなくなった年齢になったのだろうか。