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ダンサー・イン・ザ・ダーク

ダンサーインザダーク 映画

ダンサー・イン・ザ・ダーク

「DANCER in the DARK」 (2000年 デンマーク)

監督:ラース・フォン・トリアー   
出演:ビョーク カトリーヌ・ドヌーブ デビッド・ モース ピーター・ストーメア


セルマ(ビョーク)は目の病で視力をほとんど失いつつ、いずれ同じように視力を失う息子に手術を受けさせるため視力の乏しいことを隠しながら工場で働く。
彼女は純粋に息子に手術を受けさせる為だけを考え、行動する。


特徴は、辛い現実に対して自分のバランスを保つ為か、
様々な音をミュージカルに結びつけては、セルマが入ってしまいがちの空想の世界。
その空想の中ではセルマの目は見えその場面の全ての人がミュージカルの出演者になる。


列車の上での(CM に使われていた曲の)シーンでは、
見えないことをそんなに悲観していないということを歌い、強さという点でも印象的。
独特の音楽と映像と ビョークの演技が一層ストーリーを際立たせている、
本当に色々な意味で心に残る作品。

2000年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞
2000年カンヌ国際映画祭主演女優賞(ビョーク)