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モーターサイクル・ダイアリーズ

モーターサイクルダイアリーズ 映画

モーターサイクル・ダイアリーズ

「Motorcycle Diaries」 (2003年 英・米)

監督:ウォルター・サレス
製作総指揮:ロバート・レッドフォード
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル ロドリゴ・デ・ラ・セルナ ミア・マエストロ



若い日のチェ・ゲバラと友人のアルベルトが故郷のコルトバからカラカスまで
中古のおんぼろバイクで旅したゲバラの日記を元に作られた。
ゲバラを演じたガエル・ガルシア・ベルナルの出世作といわれている。
裕福な家庭で育ったゲバラが革命家になった人格形成の過程と思想の基礎が伺える。
青春を謳歌しながら辿った南米の旅で美しい風景とともに厳しい自然の中で暮らす人々の生活を実感して、南米大陸に住む人々のことを語る場面が印象的。


ゲバラ23歳、アルベルトは30歳の誕生日を前に二人は1万キロを目指して南米大陸の旅に出る。
暖かい家族の見送りを受けて出発するが中古のおんぼろバイクはいつも故障するし、
ゲバラは持病の喘息に苦しみながらの旅はハプニングの連続で、所持金も底を尽く。
医学生のゲバラは行きづりの病人を診て宿を借り、、生化学専攻のアルベルトも人当たりのよさで何とか旅を進めていく。

雪をかぶったアンデス山脈を通るがそこではタイヤが滑って言うことを聞かず、
チリの海岸線を北上する道ではパンパの中を走り抜け港町に止まるが、
そこでとうとうバイクがだめになりヒッチハイクを始める。
アタカマ砂漠の中を銅山を目指す途中で、コミュニストであったために家も土地もなくして追われた夫婦にであう、焚き火を囲んで一夜をともにして、彼らの生活を知る。
銅山に着き夫婦は働くことになり、旅人の二人はそこから追い出される。
ペルーでインカの遺跡を見、サン・パブロのハンセン病院につく。
そこで病気のために隔離された人々の看病を手伝い人間的なふれあいに目覚める。
そこから空路カラカス向かいアルベルトはその地で職に就き、ゲバラと別れる。


豊かな家庭で育ったゲバラの見た厳しい自然の中での貧困と差別は、楽しい旅の記憶の中で、
彼の人格を少しずつ形作っていく、そのことを知る(偲ぶ)ために作られた映画なのだろう。
その後、キューバでであったカストロとの交わり、革命家としての運動のようすはあまり詳しくは知らないが、帽子に一つ星をつけた肖像は今でもなにかの折に見ることがあってよく知られている。
キューバ革命を成功させたこと、若くして人生の幕を閉じたこと、アルベルトとの友情は政界に入っても続いたこと、現在もアルベルトは健在であることなど、近い史実と対面することができる。

ガエル・ガルシア・ベルナルのものは偶然三作見た、彼は特異な風貌で、美少年ながら何か暗いものを秘めたような不思議な雰囲気があり、そのような役柄が多い。
すごく若いひとなのに非常に印象的。

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