読書ミナの物語 デイヴィッド・アーモンド「肩胛骨は翼のなごり」の女の子「ミナ」が隣に越してきた「マイケル」に勇気を出して、初めて声をかけるまでの物語。お隣のうちは、以前に住んでいたおじいさんが亡くなって空き家になっている。おかあさんとどんな人が来るのか密...2019.03.17読書
読書ミミズクと夜の王 紅玉いづき人はもういやだ「ミミズク」になってしまいたい少女が、自分を食べてほしいと言ってきた。そう言われても強い魔王ばかりではない。「たまにはこんなのどうでしょう」と言って子供が回してきた。次のこともあるし、読みやすいし、すぐに読んでみた...2019.03.17読書
読書ミランダ殺し マーガレットミラー「カリフォルニアのとあるビーチ・クラブに展開する恐ろしくもユーモラスな悲劇の結末。鬼才の異色サスペンス」 と言うのを読んでみた。町の裕福な人が利用する会員制のクラブにいる一癖ある人たち。 税金の使途が気に入らないと手紙...2019.03.17読書
読書パーク・ライフ 吉田修一サラリーマンが公園で知り合って、ふとしたことで口をきき、何気ない付き合いが始まる。それだけ。以前、話題になった「悪人」を読んだ感想で、可もなく不可もない話だと書いた覚えがある。被疑者にされた恵まれない育ちの素朴な青年と、電話で知り...2019.03.17読書
読書ハルムスの世界 ダニイルハルムス悲しみを越える前衛の言葉は、今も変わらずに生きている。こんな本かなと予備知識で想像はしていたけれど、それをはるかに越えるほど面白かった。 ただ面白いのではないところに深く残るものがある。書かれた時期がスターリンの恐怖政治の...2019.03.17読書