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スノーマン 上

ジョーネスボノルウェー発。猟奇的な連続殺人あり、刑事の活躍ありのミステリの定型のようだが、雪だるまを使うところなどさすがに心身ともに凍りつくような冬の事件だった。「スノーマン 上下」 友人のススメで、ノルウェーのミステリを読んだ。 まず...
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ソウルケイジ

誉田哲也会話の部分は一人分で改行しているので白地の部分も多く、眠くなる暇がなく読み終えた。軽く面白かった。前作の「ストロベリーナイト」ほどのグロテスクさは薄味。警察内部の話で紅一点の姫川刑事がいい。それに絡む年上の部下から監察医、そして背...
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ダイヤモンドダスト

南木佳士1988年の受賞作でずいぶん前の作品だ。当時の選考委員水上勉氏の「最後の水車づくりにまとめられてゆく人の世の生のはなやぎというか、はかなさというか、病床描写は簡にして生彩を放っていた」という評がある。映画で、私のベスト10に入る「...
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ダリの繭 「火村英生」シリーズ

有栖川有栖初めて読んだ火村シリーズは「乱烏の島」だった。こういう本格密室ものを書く人だと思っていたし、最近絵画を題材にしたタイトルが目につくので、気になっていた『ダリの繭』が文庫になったので楽しみに読んだ。有栖川有栖さんはちょっと親しみを...
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ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」はなぜ傑作か?: 聖書の物語と美術

ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」はなぜ傑作か?: 聖書の物語と美術 高階秀爾 淡路島を通るとき、時々大塚国際美術館に寄ってみます。精巧に作られた陶板画を見ていると、図鑑では得られない力を感じます。いつも最初に行くシスティーナ礼拝堂の迫力と美しさ...
2019.03.24