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旅日記 of 滋賀 (伊吹山)

伊吹山ドライブウェイ 旅日記
伊吹山(2005/5/7)

近畿地方、高原の花の名所。
古来から薬草が豊富な山として知られていた。
日本百名山のひとつ。

風景と道のり

風景道案内

↓写真をクリックするとそれぞれの詳細ページが開きます↓

朝起きると爽やかな良いお天気だったので、昼過ぎになってどこかに行こうかという話になった。
ドライブなら伊吹山に行ってみよう、と時間も考えず出発した。

 

名神高速道路はまったく渋滞もなく、岐阜県の関が原まで進む。徐々に天気が悪くなり、小雨が降ってきた。
時間も中途半端なこともあり、このまま行こうか帰ろうかと相談をしながら走っているうちに、伊吹山に近づくにつれて次第に晴れてきた。
よかったよかったとみんなで大笑いしながら行くことに決定した。

 

「関が原IC」を降りて、R365を2、3Km北へ真っ直ぐ進むと、交差点の左手に「伊吹山ドライブウェイ」と書かれた看板が見えてきた。

ドライブウェイ入り口の料金所の人から、霧が濃いがそれでも通るかと聞かれる。
前の車はUターンして帰っていき、少し不安に思いつつも敢えて行くことにする。
料金所の前にある案内板のようなものには伊吹山、霧、5度、30キロとあった。濃い霧も珍しいので少し楽しみにも思える。

ゲートを通る頃は少し薄く曇っていたが、山を登るにつれてどんどん晴れてきた。
窓を開けてみると、涼しいと言うよりは肌寒いくらいの風が勢いよく入ってきた。ついに空はしっかり晴れ、車を降りて爽やかな景色を堪能した。

頂上付近の駐車場に行き、そこからまだ少し歩いて登らなければならないので、先を急ぐ。
左右に急カーブのある道路を登っていくうちに、煙のような雨雲が勢いよく山の上から道路に向かって落ちてきた。そしてみるみる回りは霧に覆われて、先は見えなくなった。

対向車もほとんどなく、後ろから続く車もなく、ゆっくりと霧の中を進む。進むにつれて霧も濃くなっているのがわかる。

頂上の駐車場についた。車を停められる枠はぼんやりと見えても、駐車場の広さもわからない中、おそるおそる奥へ進む。すると売店のようなものが突き当たりにあるのが見えた。売店を目印にできるようにとそこへ車を停めた。

その売店に向かって左手に道案内の看板があり、その右手に登り口があって、そこから登った。

頂上まで片道20分くらいとの予想は大きく外れ、2時間半もの登山になった。

真っ白の霧の中をどんどん進むと風が急に強くなってきた。息もつらいほどの強風の中、少し先に突然山小屋が現れた。頂上だった。

頂上に着くと突然霧が晴れ、青空が見えてきた。さっきまでの真っ白な世界が嘘のように爽やか。
風は相変わらず強かったがさっきまでの程ではなく、陽も当たるようになって少し暖かだった。

真上を見ると、とても深い青色の空だった。頂上にあった案内板を見て、戻りは中央コースでおりることにした。霧の晴れ間から遠くを見てみると、重なり合った山々が一段と鮮やかに見えた。左下を見ると、遠いはずの駐車場が眼下に見えてひと安心。

下りは上りほど霧も出ず、道も上りの大きな石がごろごろある道とは違って、階段状に比較的綺麗に整備されていて時間もかからなかった。しかしこのくだりコースは、道は綺麗でも脇に花を見ることはほとんどできなかった。

熊出没注意の看板が見えると、駐車場のアスファルトが見えてきた。駐車場に降りるにつれ、また霧が濃くなってきた。

駐車場を出発して帰路のドライブウェイを下っていくと、霧が
勢いよく吹き上がってくるのを見ることができた。

ドライブウェイを出ると6時過ぎだった。往復の風景を十分楽しみながらだったが、それほど時間もかからず麓まで戻ってきた。高速の途中のSAで夕飯でもと考えていたが、「釜めし」の字にひかれてつい入ったレストラン。
満腹!!になって名神高速へ一路帰途につく。

車は相変わらず混んでおらず、帰宅したのは8時半だった。
突然思いついて行ったドライブだったが、多少スリルもありとても楽しめた。

 

ドライブウェイ看板
ドライブウェイへ

 

 

 

 

ドライブウェイと空
青空の中腹

 

霧とドライブウェイ
頂上付近

 

霧の登り口
伊吹山の登り口

 

頂上の山小屋
頂上付近の山小屋

 

案内板
案内板

 

下りの坂
下りの坂

 

駐車場
上から見た駐車場

 

 

帰り道の霧
帰り道で

 

 

ふもとのレストラン
ふもとで一休み

 

 

伊吹山で出会った山野草

旅行中、車の中から道端や山の中に目を凝らして見つけた山野草です。

オオイタヤメイゲツ


オオイタヤメイゲツ
ヒメレンゲ
ヒメレンゲ