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読書

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遁走状態

ブライアンエヴンソンなんだろう、何処だろうここは。醒めない夢の中なのか。多少内容が異なることがあっても、一日という単位は、日常という言葉に置き換えても何も不都合はない。 そして、その日常がたまに壊れることがあっても、日常生活が根元から崩れ...
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運命の日 上

デニス・ルヘインボストンで起きた警官のストライキ。「運命の日」ボストン署の警部だった父と三人の息子は信念に従ってこの時を精一杯生きた。       これは並みのミステリではない。ミステリというジャンルから生まれた、歴史の一片を語る叙事詩の...
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赤い指

東野圭吾読み始めたら、気が重いストーリーから始まった。ミステリってなにか起きなくては、そうそうそんなもの、と覚悟して。 趣味が茶道とクラシックバレエの加賀恭一郎さん、ここはどうする?おなじみ加賀恭一郎シリーズの一冊が古本屋さんに並んでいた...
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赤刃

長浦京平和に戻りかけた江戸時代初期、時代の流れに収まりきらない武芸の主たちは、戦国時代の魂がまだ荒らぶっていた。久し振りに時代小説を読んだ。まず、日本は漢字の国だ、読みやすいなとつまらないことに感心した。 徳川の幕藩制度もほぼ完成に近づい...
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赫眼

三津田信三刀城言耶が謎を解く作品が面白いので、三津田さんの初期の短編を読んでみた。ホラーはどうしてもよみたいとは思わないが、嫌いでもない。三津田さんの刀城言耶シリーズは、本格ミステリの背後に風習や土俗的な匂いを絡ませてとても面白い出来にな...