読書約束の地 ロバート・B・パーカースペンサーシリーズの4作目。1976年MWA長編賞受賞。発刊が古い、でも話は今でも新しい。読みやすくて面白くてすぐに終わった。スペンサーという探偵は、自分で認めているように、ハンサムで頭がよく、弁舌爽やか、鍛えている...2019.03.17読書
読書眠れぬ夜に読む本 遠藤周作「眠れぬ夜に読む本」はいつも私の傍にある。難しい言葉もなく理解できない不思議もなく、その世界を共有できるところにこの本の魅力がある。 眠れないときは何を考えるか、 1 生と死について考える 2 東京について考える 3 自分と他人...2019.03.17読書
読書硝子のハンマー 貴志祐介本格的な密室殺人事件で面白かった。第58回日本推理作家協会賞受賞作(2005年)日曜日の昼下がり、株式上場を控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓は防弾ガラス、オフィ...2019.03.17読書
読書神かくし 南木佳士淡々とした日常に流れる日々が、過去であったり今日だったり、会ったこともなかった血縁の老人の話を生々しく感じたりする。病後の不安定な心に映る風景を優しい言葉で語った作品。美しい「阿弥陀堂だより」を書いた南木さんの作品と長く付き合って...2019.03.17読書
読書生きる 乙川優三郎しっとりした時代小説もいいと読んでみたが、侍社会も生きにくさは同じ。「サクラ」のように散りたい気持ちも分かる。特に「生きる」を読んだ後は。題名から、主人公が粉骨砕身するような、「生き方教本」ではないだろうかと少し手が出ずにいた。...2019.03.17読書