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神かくし

南木佳士淡々とした日常に流れる日々が、過去であったり今日だったり、会ったこともなかった血縁の老人の話を生々しく感じたりする。病後の不安定な心に映る風景を優しい言葉で語った作品。美しい「阿弥陀堂だより」を書いた南木さんの作品と長く付き合って...
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生きる

乙川優三郎しっとりした時代小説もいいと読んでみたが、侍社会も生きにくさは同じ。「サクラ」のように散りたい気持ちも分かる。特に「生きる」を読んだ後は。題名から、主人公が粉骨砕身するような、「生き方教本」ではないだろうかと少し手が出ずにいた。...
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男のハンバーグ道

土屋敦お休みが多いからか、最近我が家で男の料理が流行っている。でもハンバーグ。「ジューシーだ」「ちょっと硬い」などと言いながら、休日のハンバーグ道を極めようとしている(かも)。ミンサーまで買ってきた。私は長年の家庭の味もおいしいと思うが、...
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白い殺意

デイナスタベノウクレイグ・ホールデンの「この世の果て」を読んだが、メモも本もデータファイルのどこかに紛れ込んでしまってがっかりしていたところ、これも北の同じ美しい風景が舞台だというので読んでみようと思った。アラスカ湾沿岸の国立公園が舞台だ...
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白ゆき姫殺人事件

湊かなえ後味の良くない、イヤミスと呼ばれる作品で感想を遠慮していましたが、ホンノワ「コノナツ2017」に参加するのでレビューしました。その後の作品で少し考えを改め、湊さんが好きになりかけています(^^♪以前「告白」を買って読んだ。子供のこ...