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読書

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点と線

松本清張昔読んだ「点と線」、有名な東京駅の4分間の見通し。一体どんな話だったのだろう。 積読整理中なので読んでみた。博多の志賀島には数年前に行ったがそこが舞台だったのかと感慨も一入だった。志賀島の手前で発見された心中死体は料亭で働くお時...
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永遠の沈黙

マイクルベイデンリンダケニーP·コーンウェルの焼き直しにしてもあまり成功しているとは言えない。ショッピングセンターの建設予定地を掘り始めると人骨が出てきた。 自殺か他殺か。検死官のジェイクと弁護士のマニーが調査を始める。 一方、ジェイクの...
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沼地の記憶

トマス・H.クック題名には無理があるように思うが、最後まで読むと、やはり巧みな構成が納得できる。クック流の過去の回想にいまだにいえない悲しみが尾を引いている、そんな物語にひかれる。クックの作品では「死の記憶」の評価が高い。 それに加えて彼...
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海に住む少女

シュペルヴィエルとても読みやすく薄い本だったが後々まで残る、悲しさと美しさとが書かれていた。シュぺルヴィエルはウルグァイで生まれたが、1歳前に両親が相次いでなくなり、フランスの祖母に預けられる。その後ウルグアイにいた伯父夫婦にわが子のよう...
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消された政治家・菅原道真

平田耿二難しい官位の読みや意味にぶつかりながら読んでいると、1100年の流れの向こうに道真という人を感じることができた。 著者の平易な解説で疑問が少し薄れたようだ。先に読んだ大岡信著の「詩人菅原道真」は、歴史と文学の面から主に道真の残した...