読書櫛挽道守 木内昇初めて読んだ。作者は女性だった。 お登勢という女性の生き方が主なストーリーになっている。 中仙道、木曽の山中にある藪原宿の集落が舞台。名人といわれる櫛挽職人の父を持つお登瀬の、櫛作りにかけた一途な半生が感動的に描かれている。 ...2019.03.17読書
読書武士道シックスティーン (文春文庫) 誉田哲也今頃読んでみる。マンガにもなり映画にもなっているような人気作品ですっかりイメージが出来上がっている、安心して読み出した。 こういう世界は久し振りで、一緒に熱血してしまった。高校生、16歳、磯山香織。「五輪書」を手放さない剣道少女。...2019.03.17読書
読書死の泉 皆川博子事の起こりはレーベンスボルン(生命の泉)からだが、皮肉にもナチスドイツ崩壊とともに、あらわになってきた真実は、死の匂いが満ち満ちた異様な世界だった。第二次大戦下のドイツでは、オーバーザルツベルグに高官の山荘があり麓に「レーベンスボ...2019.03.17読書
読書死の記憶 トマス・H.クック秋雨が煙る日、父は、母と兄と姉を銃で撃ち、失踪した。 事件が起きた時、スティーブは9歳であった。車の後部座席に座り、二人の大人が前に居て、 一人が振り向いて何か話し掛けたことを覚えていた。その時秋の雨は灰色のカーテンの...2019.03.17読書
読書死後の恋: 夢野久作傑作選 夢野久作そのじつさんと薄荷さんのレビューを読んで、さっそく手に入れたのですが、これも積んでいました。私はレビューに惚れて読みました。好奇心から「ドグラ・マグラ」を少し読んで挫折したので心配でしたが、そんなに面白いなら私も続いてみようと思っ...2019.03.17読書