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大穴―競馬スリラー・シリーズ

ディック・フランシス古いハードボイルドというなかれ。 皮袋の中には今でも新しい感動が湧いている。読んだことはなかったが、二文字の競馬ミステリの背文字は本屋さんでもお馴染みだった。本好き仲間が言うことには「へぇぇ、あれを一度も読んでないの?...
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夏目漱石、読んじゃえば? (14歳の世渡り術)

奥泉光香日ゆら14歳の世渡り術シリーズの一冊、奥泉さんの書下ろしだそうで面白そうだ。表紙をよく見ると、これは14歳の世渡り術シリーズの一冊で、《知ることは生き延びること。未来が見えない今だから「考える力」を鍛えたい、行く手をてらす書き下ろ...
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夏草の記憶

トマス・H.クック熱く濃密な夏、息苦しい草いきれの中で、純な少女が死んだ。高校時代の初恋の思い出である。医師になって同じ町に住み続けるベン(優等生というだけで、内向的な少年であった主人公)と美しい転校生の少女との思い出話、という一般的な組...
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外套・鼻

ゴーゴリ運命に辱められた不幸な人々への憐憫の情溢れる「外套」 幻想的な「鼻」 という表紙の言葉に惹かれて読んだ。名作。まず、ロシア文学というもの。私の知っているロシアを代表する作家は、「読んだ」というのも今となってはなんだ。なまじあれこ...
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夜と霧 新版

ヴィクトール・E・フランクル今更というか今だから読んでみる。心ある人はこの本のことはとっくに読んで知っているはずと思いながら。ヒトラーと言う男について、ユダヤ人を憎んで迫害した残酷な出来事について。人間の命を軽々と奪ったガス室というものを...